4/13(土)ZEPP横浜チャリティーライブ

MAKI’s AID “ Cheer Up! 能登半島!”
〜人類みな親戚❤️ Vol.1⭐️Kickoff横浜〜

はじめに

令和6年能登半島地震により亡くなられた方々のご冥福をお祈りすると共に
被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。

ならびに
被災地の救援、復興支援にご尽力されている方々には深く敬意の念を表します。

私の誕生日は大晦日。
近年稀にみる平和さで、静かに穏やかに年を越し、さぁ!2024年の目標を考えましょう♪
と、つけっぱなしのTVのチャンネルを大好きなPositiveMusicチャンネルに変えようとした時、
東京にも大きな揺れが。。。

6匹の猫たちが散り散りに、怯えパニック状態。
すぐに津波警報が出て、NHKのアナウンサーが「早く高台に逃げてください!!!」
と、叫び続け、瞬発的に能登地方にいる知り合いや仲間、スタッフ達に「津波が来るから、とにかく一刻も早く高台に逃げて!!安全が確保できたらご家族の後でいいので連絡してください」と連絡、ファンクラブの仲間たちともTV・スマホ・PCと3画面で安否確認をしながら、被害が広がる様を見つめつづけていると、東日本大震災・熊本地震・平成30年7月豪雨・北海道胆振東部地震・房総半島台風・東日本台風・・・あの恐ろしい大災害の記憶が噴き出してくる。

そして被災された方々の痛み苦しみ悲しみ空虚や極度の恐怖で硬直した表情、惨状、避難所での張り詰めながらも時が止まったようにどんよりと滞留する生あたたかい空気感。幾度かボランティアとして現地に入って痛感した無力感。色々な思いが噴き出て涙が止まらなかった。

その経験をするたびに、まず政府やプロの救助・復旧・ボランティアチームの最新情報と指示を聞いてから動くべきと学んできた。だけど、見守るよりそばにいたい私はそれを待つ時間も惜しい。悪夢のような年始。

あの日から一ヶ月半を過ぎようとしている今、私はまだ現地へお手伝いに行けてはいないけれど、現地へ入っているボランティア仲間や地元の人達からの状況報告と、メディア&政府からの報告ではかなりの差があり、未だ手付かずの惨状やこれほどの大災害を越えてきた日本なのにも関わらず、瓦礫の撤去は愚か未だ断水の復旧が進まない地域が多くある。

勿論、当事者の方々そしてそのご家族や周りの方々・地方自治体の皆様・政府の復興にあたる方々は必死で日々復旧復興に尽くされ胸が詰まる思いですが、私を含め国民の皆さんが一生をかけて払い続けている税金が、政治とお金の問題論議などにダラダラと時間とお金が使われている報道やその姿を見れば、国民として苛立つのは否めません。なぜ今まさに苦しんでいる人をどう助けるべきか、どのように復興をスピードアップさせるべきか、研究者や専門家を集め急務としてこの時なばかりは与野党一つになって意見を出し合い動けないのか。領収書があるとかないとか調べる時間があったら、今からでも遅くはないからすぐに現地のボランティアに入っている人々の現状報告を真摯に聞いて即座に対応して欲しい、平和主義の私でもいよいよ怒りが湧いてくる。誰がどれだけズルをしたかそれが幾らかそんなのは、人々を救った後にゆっくりじっくり裁けばいい。

とはいえ、私などにできうることは少ない。
そう訴えること、歌って人の心を勇気づけること、そこに人の善意を集めること、少しでも音楽で傷んだ心を緩めること、笑顔のきっかけを作ること。
ニュースが減っても、能登半島の皆さんを忘れてしまわないようにメッセージし続けること。
大黒摩季の音楽を愛しホールいっぱいに会いにきてくれていた能登の皆様、石川県・富山県・新潟県の皆様、大黒摩季を生かしてくれた皆様への恩返しをしてゆくこと。

被災地で寝ずに踏ん張っている役場の職員さんを増員することも、実際に工事に入ることも、ヘリコプターや飛行機・船舶で物資を届け人を移動させてあげることも、水道を直すための人員や機械を増やすことも、、、、国の機関の方々にしかできないのです。どうか小さな声は聞こえなくても、その声を聞いた私は大きな声で叫ぶので気づき動いてくれる日本であって欲しいと願うばかりです。

個人的にしている事柄は別として、大黒摩季として
亡くなられた方々へのご冥福を心からお祈りしながら、音楽が、
これからを生きて行かねばならない方々の笑顔とEnergyとなりますように。
集まった善意が皆様方の復興に直接お役に立ちますように。

少なくともこのLIVEに来られる方々そして共に音を奏でるミュージシャン達、全国で視聴し共鳴してくれる人達みんなが、能登地方および被災地の皆様の味方&応援団です!!
私は苦しみ痛み悲しんでいる人をほっとけない、その心は

〜 人類みな親戚❤ 〜

だから余計なお世話は焼き続けます。

これからも日本各地で、応援団の声をできる限り届けていきますので、その度に、
どうかあなたは1人ではない、ということを感じていただけたら幸せです。

2024年2月19日 大黒摩季